ライフスタイルブランド TASTE by MMHG は、季節の空気感から着想を得て、味覚・視覚・感情を特別なギフト体験に仕立てることを得意としています。今年の中秋節には CNFlower とコラボレーションし、限定ギフトボックス『秋日花境』を発売。そこから「触れて楽しめる花の贈り物」——心理テスト『あなたはどの秋の花?』が生まれました。
TASTE by MMHGにとってOOOPEN Labでインタラクティブコンテンツを作るのは初めてでしたが、わずか3週間で回答者数5万人を突破し、完了率93%を達成しました。直感的な編集画面と Bill AIツール を活用して、ブランドストーリーを没入感のある診断体験へと変換。より多くの潜在顧客にも届き、季節のギフトボックスが自然にシェアされる話題の入り口になりました。
企画の着想から制作の過程、参加者の反応、拡散の工夫まで。制作の学びと実践のポイントを、この記事でご紹介します。
心理テストで、ギフトにぬくもりと感情の体験を
今回の「秋の花」をテーマにした診断は、TASTE by MMHG × CNFlowerの中秋節コラボギフトボックス『秋日花境』から発想を広げたものです。このギフトボックスでは、月餅とハーブティーの組み合わせを、秋が手渡してくれる一束の花に見立てました。ギフトは季節の贈り物であるだけでなく、相手の「穏やかで健やかな日々」を願う、やさしい祝福でもあります。
だからこそ診断でも、この空気感を大切にしました。花のイメージを通して、季節の美しさと人と人との感情のやり取りを感じてもらいたかったのです。これは、ギフトを単なるモノの交換ではなく、感情をのせる体験にするというTASTE by MMHGのブランド理念にも通じています。
ターゲットには、暮らしの質を大切にし、フラワーアレンジメントや美意識に関心があり、感じたことをシェアするのが好きな25〜35歳を設定しました。「心地よい暮らし」へのこだわりがあり、SNSでお互いの考えを共有することも楽しむ人たちです。この診断が、彼らの会話のきっかけになればと考えました。
これまでInstagramで、画像とテキストによる小さなタロット診断も試してきました。好意的な反応は得られたものの、シェアや拡散には課題が残りました。そこで今年は、「終えたら誰かにシェアしたくなる」体験を目標に設定。2つの施策を立てました。
- 没入感を高める:シチュエーションを描く質問とパーソナライズされた結果で、参加者がより深く入り込み、結果に共感できるようにする。
- シェアの手順をシンプルにする:診断後にワンクリックでSNSへシェアしたり、友人へリンクを送ったりできる、なめらかで完結した体験にする。
以前から参加者としてOOOPEN Labでさまざまな診断を楽しみ、制作フローが直感的だと感じていました。一方で、「コンテンツを書き始めるにはどうすればいいのか」と悩むこともありました。今回、OOOPEN Labに AIツール が導入されたことで、企画要素を出発点に、すばやく診断コンテンツへ変換できました。ブランドにとって、創造性とツールを掛け合わせる絶好の機会でした。
OOOPEN LabのAI機能で診断の骨組みを作り、構成をスムーズに完成
選んだのは「心理テストモジュール」です。チームのこうしたインタラクションへの親しみを生かしつつ、昨年の画像中心の診断でシェア率が伸びなかった課題も改善したいと考えました。診断結果には『秋日花境』のデザイン要素である、コスモス、キンモクセイ、イチョウなど、秋によく見られる花や植物を採用。結果を決めた後、AIツールでそれぞれの特徴、雰囲気、花言葉を性格の特質へと変換し、参加者がブランド企画とのつながりを感じられるようにしました。
制作で最も大きな課題だったのは、コンテンツを書き始める段階です。チームには心理学のバックグラウンドがないため、質問と結果のロジックが十分に整っているか、前後のつながりが不自然でないか、最初は不安がありました。そんな時に大きな助けになったのが、OOOPEN LabのAIツールです。いくつかの簡単な質問に答えるだけで、システムが最初の構成を生成してくれます。マーケティング企画にとっては診断の下書きが手に入るようなもので、そこから発展させ、ブランドの空気感に合う細部を加えていけました。
プラットフォームの編集画面も非常に直感的で、フローはカバー・質問・結果の3つに分かれ、各機能が明確です。編集もとてもスムーズでした。テンプレートに付属する画像サイズのガイドも実用的で、ビジュアル素材を作る際に、比率や構図をすばやく整えられました。
3週間で回答上限を2度突破、目を引くインタラクション成果に
今回の診断は、期待を大きく上回る成果となりました。わずか3週間で回答数がプランの上限を2度突破し、完了率も93%に達しました。試験的な企画としては、十分に目を引く結果です。
さらに重要なのは、この診断がブランドに予想以上の認知効果をもたらしたことです。診断をきっかけにTASTE by MMHGを知り、公式サイトやSNSを訪れる参加者が多く、デジタル広告に続く重要な流入源となりました。私たちのような新しいブランドにとって、効果的な「ブランドのウォームアップ」になりました。
管理画面のデータでは、「月光花」が最も多く出た結果でした。参加者には内向的な人が比較的多いことも表れています。複雑な仕掛けを設けてはいませんが、多くの再投稿やコメントをいただきました。専用メッセージが温かいという声や、ビジュアルデザインが美しいという声もありました。こうした自然な反応こそが、私たちにとって何よりの励みです。
特典なしでも再投稿を獲得、Threadsで若い層へ
『あなたはどの秋の花?』は、新商品発表会でメディア関係者向けのインタラクティブなミニゲームとして初めて登場しました。診断後には、それぞれの結果に対応する専用の花束を受け取れ、この仕掛けがイベントにさらなる驚きを添えました。
公開後は、主にInstagramとThreadsで紹介しました。同時に、広報用ギフトボックスを送る際には、サンキューカードに診断のQRコードも添え、協力いただくKOLや友人に自由に楽しんでもらいました。今回は「シェア必須」の特典を設けなかったにもかかわらず、自発的な再投稿を数多くいただきました。今後は、たとえば「結果をシェアして抽選に参加」といった参加型企画をシェアの導線に加え、さらに拡散を広げることも検討しています。
最も意外な収穫は、Threadsでとても熱い反応をいただけたことです(OOOPEN LabのSNS担当者の再投稿にも感謝します!)。おかげで20〜30歳のより若い層にも届けることができました。メインターゲットからは少し外れるものの、将来ブランドを支えてくれる可能性のある人たちです。
OOOPEN Labで、ぬくもりのある診断を作ってみよう
「花の特質」というアイデアは、今回の『秋日花境』プロジェクトだけの限定テーマにします。これからもTASTE by MMHGは、中秋節や新年などの大切な節目にさまざまな企画を届け、一つひとつのギフトが小さな季節のサプライズになることを願っています。
ほかのクリエイターにアドバイスをするなら、次の3点をおすすめします。
- 回答する場面をつくる:一貫したシチュエーションで、診断をゲームのように気軽で楽しい体験にし、答えたくなる気持ちを高める。
- 質問はシンプルで直感的に:回答のハードルを下げることで、参加率を高める。
- 言葉にぬくもりを加える:AIツールは文章をすばやく生成できますが、機械的すぎたり話が飛びすぎたりしないよう、自然な言葉に磨くことが大切です。そうして初めて、読む人の気持ちに寄り添う文章になります。
OOOPEN Labを使う中で、「制作のハードルを下げる」ことにチームが心を配っているのを感じました。単なるツールというより、ブランドと一緒にアイデアを育てるパートナーのようです。OOOPEN Labを一言でおすすめするなら、こう言います。「OOOPEN Labなら、どんな企画にもオーディエンスと交流するチャンスが生まれます。思い切って試せば、ひらめきが輝き出します💡」