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編集: O 編 | 2023-06-27

思わずシェアしたくなる心理テストを効率よく作る3ステップ

思わずシェアしたくなる心理テストを効率よく作る3ステップ

「思わずシェアしたくなる」ことは、心理テストの魅力であり、SNSで話題を生むための定番の手法でもあります。けれども、心理学の理論に詳しくなくても、自分で「心理テストの仕組み」をうまく設計できるのでしょうか? また、変化の速いオンライン交流の時代だからこそ、「思わずシェアしたくなる」心理テストを「より効率よく」作る方法も気になるところです。

この記事では、「OOOPEN Lab」チームがこれまでに60本の心理テストを制作してきた経験を、3つのステップに凝縮します。「心理テスト作りのハードル」を下げ、シェアされる確率を高めるシンプルで実践的な方法をまとめました。誰でも楽しい心理テストをすばやく作れます!

目次

バズる・拡散される心理テストに欠かせない要素とは?

「この世の誰にも、何がバズるかは予測できない」。『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー作家に4度選ばれたGary Vaynerchukは、継続して効率よく発信することこそコンテンツマーケティングの王道だと考えています。「何がバズるか予測できると言う人がいたら、その人は詐欺師か、思い上がった愚か者だ」。

画像提供|OOOPEN Lab;人物写真提供|Harper Business

バズを予測することはできなくても、「好かれるための基本要素」を押さえて「バズる確率」を高めることはできます。次の2つを満たせば、心理テストがシェアされる確率を大きく上げられます。

シンプルでスムーズな体験

心理テストがシェアされるには、まず参加者が最後まで進み「結果」を見る必要があります。つまりテストの「完了率」が重要です。途中離脱を防ぐスムーズな体験は、心理テストに欠かせない基本要素です。

スムーズな体験を実現するのは難しくありません。「テスト全体が簡単で理解しやすいこと」と「ビジュアルとコピーに一貫性があり、世界観を壊さないこと」の2点を確認しましょう。テスト完成後、内容を知らない同僚や友人6〜10人に試してもらい、フィードバックを受ければ簡単に検証できます。

さりげないポジティブフィードバック

心理テストの体験設計で最も一般的なポジティブフィードバックは、最後の結果ページで抽選キャンペーンを行うことです。ほかにも実用的で取り入れやすい方法がいくつかあり、この記事のステップ2で紹介します。

失敗しない心理テストの効率的な制作フロー:3ステップで完成

ステップ1:マーケティングの目的を明確にし、ターゲットを意識して、逆算で有効かつ実行可能なCTAを設定する

マーケティングの目的は多種多様ですが、すべてが心理テストで達成できるわけではありません。心理テストをよく活用する目的には、商品のレコメンドと購買誘導、意識変容の促進、オンライン/オフラインイベントの告知、知識や理念の普及などがあります。

目的に応じて、テストの最後に置く行動喚起(CTA)も変えるべきです。マーケティング施策全体と合わせたCTAを決めたら、ターゲットの好みや特性から逆算してテストの企画を設計します。最後のCTAへの共感が高まり、最終的な「コンバージョン率」も上げられます。

商品のレコメンドと購買誘導を例にすると、自社商品がどれほど優れているかを直接訴えるより、見込み客におすすめの商品への興味を持ってもらうことが重要です。テストの過程で製品の特徴を生かしたパーソナライズ体験を仕込み、推薦に特別感を持たせるとよいでしょう。たとえば伊日生活の「跟著植覺走」では、テストを通じて自分だけの香りの提案を受け取れます。洗練されたカードで自分に合う香りを感じ、期間中にテストを完了すると実店舗で「精油を垂らした植物の祝福おみくじ」と交換できます。香りの初体験をオンラインからオフラインへつなぎ、ターゲットの感覚に自然に届けています。

画像提供|伊日誌

意識変容の促進を例にすると、「減らす暮らし」という考え方を広め、ターゲットに自分の消費衝動を振り返ってもらいたい場合でも、説教のように伝えるのは適しません。テストと組み合わせるCTA「消費衝動を抑えるさまざまな方法」は、表現を変えたり包装したりする必要があります。そこで、さまざまな「童話の登場人物のエピソード」に置き換えてユーモラスに表現しました。自虐を受け入れてもらいやすくなり、目的の達成とシェア意欲の向上につながります。

画像提供|そして、財布は死んだ

ステップ2へ進む前に、マーケティングの目的を必ず明確にしてください。目的とそれに対応する戦略が曖昧だと、心理テストの最終的なCTAにも影響し、リソースを投入しても本来の目的を達成できなくなります。

ブランドコミュニケーションの目的、戦略、伝える内容の設定に迷ったら、「変化の速い時代におけるスローコミュニケーションの原型――すべての現代ブランドに贈るコミュニケーション解剖学」を読むことをおすすめします。RE:LABが10年にわたりブランドコミュニケーションを支援してきた経験を集大成した内容です。

ステップ2:CTA達成のため、ターゲットを惹きつけるテーマ企画を設計し、適したテストの仕組みを選ぶ 

「テーマ企画」のアイデアが浮かばないなら、アイデアの宝庫に飛び込みましょう!OOOPEN Labは、面白い・共感できる心理テストやSNSのインタラクティブゲームを集め続けています。表紙のビジュアルから企画全体まで、50件を超える優れた事例をここに収録しています。ひらめきが自分から来ないなら、手を抜かずに一緒に探しに行きましょう!

画像提供|OOOPEN LabのInstagram

優れた事例を参考にするほか、予想外の要素を組み合わせる、もっともシンプルで直感的なテーマ企画も試してみましょう。アイデアがなければ、恋愛、色、台湾グルメ、カクテル、動物、旅行……など検索数の多いキーワードを参考にできます。下の100万人以上が参加した心理テストは、恋愛、性格、台湾グルメを組み合わせ、思わず遊びたくなり、遊び終えたら思わずシェアしたくなる内容です!

画像提供|デジタル月下老人フードラボ

「テストの仕組み」は、研究用途ではなく、より良い回答体験を作るためのものなら、古典的な理論を参考にできます。ステップ1で触れたアイデアの宝庫にも、関連する心理学理論を巧みに取り入れ、全体の体験を高めたテストが多くあります。

さらに最近は、とても効率的な新しい選択肢もあります。chatGPTに直接聞くことです!下図のように、企画とテストロジックへの要望を短い文章で説明するだけで、1分以内に関連理論の提案を得られます。よくある心理テストの定番理論を避けたいなら、AIの力を借りてみてください。テストに違った魅力を加えられるかもしれません。

画像提供|ChatGPT

ステップ2を終える前に、記事の冒頭で触れた「ポジティブフィードバック」を忘れないでください。テストを遊ぶ人の視点から、全体の流れを想像してみましょう。

SNS上でテストのテーマ企画とビジュアルに惹かれる、あるいは友人がシェアした結果を見て面白そうだと思い、自然とクリックする。表紙を見るとテーマをより具体的に想像でき、冒頭のコピーと画像が儀式のような気分を生み、時間をかけて最後まで回答したくなる。回答中はすべてがシンプルで直感的なので、考え込みすぎたり行き詰まったりしない。最後にパーソナライズされた結果を受け取り、友人を誘って遊んでもらったり、身近な人に自分をもっと知ってもらったりするため、すぐにSNSや友人グループへシェアする。

上の体験フローで、もっとも大切な鍵は何でしょうか?

それは、最初と最後の両方に登場する「パーソナライズされたテスト結果」です!よく設計された結果はSNSでさらに多くの人を惹きつけ、遊んで面白いと感じた人がまたSNSで共有し、「より多くの人が遊ぶ」ことにつながります。そのため、「ポジティブフィードバック」と「パーソナライズされたテスト結果」は強く結びつけるのが理想です。

「抽選」や「景品との交換」以外に、どんなポジティブフィードバックがあるのでしょうか。基本的な心理的欲求も、心理テストを遊ぶ人が満たしたいと期待するものです。たとえば「誇り」「帰属意識」「つながり」などです。自分と似た「仲間」を見つけたい、または「自分がどんな人か友人に知ってもらいたい」と思って個人結果をシェアするのも一般的です。結果ページにこうした大切な細部を加え、「パーソナライズされたテスト結果」のポジティブフィードバックを強めましょう。

下の例は驚釀小酒館の「あなたの人生、何点酔い?」テストです。結果で自分に合う「一緒に飲める親友」を見つけるよう促すことで、「つながり」を増やし、シェアされる確率も高めています。

画像提供|あなたの人生、何点酔い?

ステップ3:惹きつけるビジュアル素材とコピーを完成させる。ただし、惹きつけるために大きな予算をかけたデザインは必須ではない

テストでビジュアル素材とコピーを作る対象を「重要な順」に並べると、パーソナライズされた結果ページ、シェアリンクのプレビューサムネイル、表紙ページ、設問ページです。

多額のリソースを投入して作ったビジュアル素材やコピーだけが魅力的なのではありません。ターゲットの注意を引き、好奇心や共感を呼び、さらにシェアしたい衝動を生めるなら、それは良い素材です。

下の例では、Gilooのマーケティングチームが、既存のドキュメンタリーの宣伝素材を使い、デザインリソースがない状況でレイアウトを組みました。設問はコピーによる説明だけですが、文章はシンプルで直感的、情景が浮かび、1分で負担なく完了してパーソナライズされた「魂の人物分析」を受け取れます。期待を上回る交換コードのコンバージョン率は、良い心理テストには華やかなビジュアルデザインではなく、ターゲットを惹きつけるテーマ、スムーズな体験、そして少しのポジティブフィードバックが必要だと証明しています。

画像提供|あなたの魂に住む有名人は誰?ウェブページのスクリーンショット

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